Canvaで作ったWEBサイトを無料ドメインで公開する!初心者向け制作ガイド
Canvaで作る!魅力的なWEBサイト:初心者向け制作ガイド
- Published on: 2023年10月26日
- Category: canva
- Tags: WEBサイト,デザインツール,テンプレート,ロゴ
- Author: SAKUWEB by Liruu Design
Canvaがどんなサービスかわかったところで、今回からWEBサイトを作ってみたいと思います。
また、サイトに必要なロゴを作ります。
目次
CanvaでWEBサイトを作る際のメリットとデメリットは?
実際にWEBサイトを作ってみてのメリットとデメリットを紹介します。
【メリット】
・無料+ノーコードでWEBサイトを作れる
・サブドメインもしくは独自ドメインで公開できる
・豊富なテンプレートや素材が用意されている
・生成系AIを利用できる(無料版では回数限定)
・レスポンシブデザインになる
・ハンバーガーメニューが自動で付与
【デメリット】
・デバイスごとに細かいレイアウトなどの設定ができない
・1ページに情報を集約する必要がある
・ページが重くなる可能性が高い
・SEO対策はできない
・有料でも思い通りには作れない
・Canva感が残る
ちゃんとしたWEBサイトを作る方には向いてないですが、
たとえば「LPだけ」とか「バナーだけ」なら使えそうです。
こんな場合に向いているツールになります
・プライベートや個人事業主、ミニマムでの利用
・デザインでの差別化は気にしない
・そもそもコンテンツが少ない
・ドメインを持っていないのでサブドメインが欲しい
CanvaでWEBサイト制作の流れ
WEBサイト制作の流れを見ておきましょう。
1+ テンプレートを選ぶ
無料アカなので無料で使えるテンプレートを選びます。2+ コンテンツを作る
テンプレートのままの利用は違反なので、文章や画像などは必ず変更しなければいけません。3+ 公開ドメインを選択する
サブドメインが発行されますが、独自ドメインの利用も可能です。ドメインを持っていない、どんなドメインでも気にしない場合はサブドメインを使いましょう。
4+ 公開する
ページが完成したらブラウザで確認して、公開します。
Canvaのプラットフォームは直感的に操作できるので、そこまで苦労しないで制作できると思います。
また、いつでもどこでも修正したい場合は、スマホアプリを入れておきましょう。
WEBサイトを作るための事前準備
サイトを作る際の事前準備として、サイトのテーマに沿ったページ構成を考える必要があります。
サイトのテーマを決める
サンプルサイトとして作るので、テーマは「保護ネコカフェ」にします。
「保護ネコカフェ」には、どんなコンテンツが必要か考えます。
まずは、「ネコちゃんプロフィール」ですね。
写真と名前と年齢、性格を記載します。
次に、「里親募集」
実際に触れあえる場で里親募集なら成約率も上がりますね。
なので、その前に里親になるための条件を記載しておきます。
また、「支援物資や支援金」も必要です。
どんな物資を必要としているのか、また支援金の使い道なども記載しておきます。
これらを踏まえて、掲載順とコンテンツを決めます。
ページの構成を決める
Canvaで作れるページ数は1ページとなります。
あまり多くの情報を入れてしまうとサイトが重くなります。
あれもこれもではなく、最初は必要最低限にとどめておきます。
様子を見ながら、改変していく形がいいかなと思います。
1+ メインビジュアル
ロゴマークやキャッチコピー、メイン画像を配置します
2+ 在席ネコちゃん情報
プロフィールを配置します
3+ 里親になるために
里親になるための条件や募集リンクを配置します
4+ カフェ情報
カフェ情報や施設理念などを記載します
5+ 支援情報
必要な支援物資や支援金募集情報を記載します
6+ お問合せ
Canvaでは文書としてのフォームを作ることができます。
あくまで「文書」なので、メールフォームの機能はありません。
ということで、メールフォームだけは別のサービスを使う必要があります。
WEBサイト制作に必要なデータを洗いだす
次にサイト制作に必要な画像データやテキストなどを洗い出していきます。
1+ サイトロゴ
サイト名を決めたら、canvaでロゴを作ります。
2+ 写真
基本はcanvaの素材を使いますが、他サイトのフリー素材も利用します。
3+ キャッチコピー
サイトのキャッチコピーを決めておきます。
4+ 各項のライティング
タイトル名や文章などを作っておきましょう。
サンプルサイトなので、
3番と4番に関しては煮詰まったらChatGPTも併用しようと思います。
必要なデータを準備する
必要なデータがわかったら、準備に入ります。
今回は頭で考える作業(キャッチコピーやライディング)については割愛します。
WEB制作者は他社サイトを調査したり、キーワード選定を行うなどの作業をします。
もし煮詰まったら、Canvaの生成AIを使うか、ChatGPTなど他社サービスも活用してみましょう。
準備するデータの中で厄介なのが、ロゴですね。
通常はデザイナーに作ってもらいますが、今回ロゴもcanvaで作りたいと思います。
Canvaでロゴを作る
ロゴも無料で使えるテンプレートから選んでカスタマイズして作っていきます。
テンプレートから選ぶ
たくさんのテンプレートの中から気に入ったものを選択します。
とはいえ、点数多すぎだし、無料と有料混ざってるので、
フィルターで無料版にしたりテーマを選択してから探しましょう。
今回はこのテンプレートを使いたいと思います。
このネコのマークを利用して、配置を変えたりテキストをサイト名に変更していきます。
「このテンプレートをカスタマイズ」ボタンをクリックします。
ロゴの色を変える
1+ ロゴマークをクリック
画面上にサブメニューが表示されます。2+ サブメニューの「カラー」をクリック
右側に「使用中のカラー」が表示されます。3+ 好きな色をクリック
ロゴのテキストをサイト名に変える
「RIMBERIO」テキストをクリックすれば、編集できます。
「ねこぐるみカフェ」に変えてみると、以下の画像のようになります。
テンプレートが利用中のフォントが「Balabeloo」だったので、それを日本語に変更する必要があります。
テキストのフォントを変える
1+ 「Balabeloo」の下矢印をクリック
画面の左側にフォントがずらっと並んだメニューが表示されました。Canvaで利用できるフォント一覧が表示されます。
2+ 検索ボックスに「日本語」と入力
3+ 好みの日本語フォントを選ぶ
エフェクトでテキストを湾曲させる
1+ テキストを選択
画面上のメニューが変わります。2+ 上メニュー「エフェクト」をクリック
3+ 「湾曲させる」を選択
数値を変更すれば完成
その他、サイズや配置を変えたりしてロゴを完成させます。
ロゴデータをダウンロード
無料で保存できるのは「jpg」「png」「pdf」形式のみです。
また、画像サイズは500×500pxで固定されています。
Canav Proにすると、背景を透過できたり、サイズを変更できたり、SVG形式での保存が可能です。
1+ 画面上の「ファイル」をクリックし、メニューから「ダウンロード」を選択
するとどの形式でDLするか選択するボックスが表示されます。
2+ PNG形式を選択してダウンロード
このままだと、例えば画像の上にロゴを乗せたい時やサイズを変更したい時に使い勝手が悪くなります。
通常のWEB制作では、ロゴはSVG形式を利用するので、
DLしたロゴをコンバーターを利用してSVGに変換しておきます。
png形式をSVGに変換するコンバーター
検索すればツールがたくさん出てきます。
今回は「Convertio」を使います。
1+「ファイルを選ぶ」ボタンから、ロゴデータを選択
2+ 「変換」ボタンを押す
これで、ロゴデータをSVG形式に変換でき、準備完了です。
次回からWEBサイト制作に取り掛かります。