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[Tips]デベロッパーツールを使おう!

chromeやEdgeなどのブラウザで提供されている「デベロッパーツール」をご紹介します。

WEBサイトに関するエラーやスピード検証、コードシミュレーションなど、開発者向けの検証ツールです。

 

こんな方におススメ

WEBサイトに関する検証結果を知りたい

デベロッパーツールの使い方を知りたい

スマホやタブレットでの表示を見たい

デベロッパーツールでコードを編集したい

 

さまざまな検証を行えるので、すごく便利なんです。

大分、お世話になっています。

標準装備で誰でも利用できるので、WEBサイトを作る方なら知らないと損!なツールですよ。

目次

  1. デベロッパーツールを見てみよう
  2. HTMLをシミュレーションしてみよう
  3. 子ノード展開するショートカット
  4. Htmlタグを変更してみよう
  5. クラス名を変更してみよう
  6. CSSをシミュレーションしてみよう
  7. 検索するショートカット
  8. スタイルを編集してみよう
  9. スマホ・タブレットでの表示を確認したい
  10. テキストエディタとしても使える
  11. ローカルファイルを設定する
  12. コードの編集と保存

デベロッパーツールを見てみよう

せっかくなので、当ブログで練習用に作ったサンプルサイトを利用しましょう。
今回はいつも利用しているchromeで説明していきます。
chromeで開いたら、F12キーを押します。

すると、別ブラウザで「DevTools」というタイトルのページが開きます。

デベロッパーツール

これが「デベロッパーツール」です。

 

全画面表示でなく、同じページ内に表示させることもできます

その場合は、ページ上の画像などがないところにカーソルを持って行って、右クリックメニューから「検証」を選択すれば、ページの下側にちっこいのが表示されます。

 

HTMLをシミュレーションしてみよう

Elements」には、左側に「HTML」、右側に「CSS+α」が表示されていますね。

ではまず、HTML要素を見てみましょう。

コードが親要素で折りたたまれていて、子要素が見えてませんね。

展開しましょう。

 

子ノード展開するショートカット

Altキー + 親要素の「▶マーク」をクリック

 

それでは、mainタグを展開してください。

タグ内の全要素が展開できましたね。

では、展開したコードを確認していきましょう。

デベロッパーツールの表示領域

 

mainタグ内にあるコード、どれでもいいのでマウスを乗せてみてください。

ページ側に色がついたの、分かりますか?

 

マウスを乗せた要素の「有効範囲」や「余白」、「サイズ」などが視覚的に確認できるようになっているんです!

スバラシイ!

Htmlタグを変更してみよう

それではmainタグ直下のdivタグを、sectionタグに変更してみましょう。

1+ divタグをダブルクリック

2+ 「div」が選択状態になるので「section」と入力

3+ エンターキーを押下

以下の画像のように、タグが変わりましたね。

デベロッパーツールのHTMLタグを編集
デベロッパーツールのHTMLタグを編集

閉じタグも「section」になっています。

クラス名を変更してみよう

タグの編集と同じ要領で変更できます。

 

先程変更したsectionタグのクラス名「container」を、「container-fluid」に変更してみましょう。

変更するクラス名は、Bootstrapで準備されているCSSです。

「container」は、コンテンツ左右に余白が入ります。

「container-fluid」は、余白無しで幅MAXになります。

なので、変更したら「幅MAX」になるハズです。

 

やってみましょう。

1+ sectionタグのクラスをダブルクリック

2+ 「class属性」の値が選択状態になるので、「container-fluid」に変更

3+ エンターキーを押下

デベロッパーツールのHTMLクラス名を編集
デベロッパーツールのHTMLクラス名を編集

幅MAXに変わりましたね。

 

CSSをシミュレーションしてみよう

今度はCSSを編集してみましょう。

サンプルサイトに「Bed list」ボタンがありますね。

テキストとボーダーの色は指定しているので、背景色を付けてみましょうか。

 

では、HTML側で該当コードを見つけましょう。

検索するショートカット

ctrlキー +  f12キー をクリック。

デベロッパーツールの検索

すると、ツール画面の下に検索バーが表示されます。

ここに「btn」と入力します。

するとハイライトで該当箇所が表示されるので、該当コードをクリックしましょう。

スタイルを編集してみよう

「Styles」エリアを見ると、一番上にクラス名「btn-outline-secondary」のコードが表示されていますね。

でも、さっき検索したのは「btn」なのに、

なんで「btn-outline-secondary」なんでしょうか?

これは「優先順位」の高いプロパティ、読み込み順などが関係しているからです。

ちなみに「btn」のスタイルは、上から3番目に表示されていますよ。

 

「btn-outline-secondary」にマウスを持ってくと、

「color」「border-color」にチェックマーク、右下にプラスマークが表示されます。

ちなみに、チェックを外せばそのスタイルは削除状態となります。

プラスマークをクリックすると、階層付きのCSSが新たに追加されます。

 

ここに入れても良いですが、CSSが増えるのは好きではないので、

今回は「btn-outline-secondary」内に追加していきす。

 

1+ 「btn-outline-secondary」にカーソルをあわせてクリック

2+ 新たに入力ボックスが追加される

3+ 左側のボックスに「background-color」と入力

4+ TABキーを押して右側のボックスに移動し、「red」と入力

デベロッパーツールのcssを編集

 

ボタンの背景色、真っ赤に変わりましたね。

このように、ながらでデザインが指定できるのはすごくラクだし、何より時短になるんです!

 

新たにクラスを追加することもできるし、他のデバイスの表示確認も行えるんですよ。

 

スマホ・タブレットでの表示を確認したい

実機で見るのが一番良いですが、デベロッパーツールでも確認することができます。

 

ツールの上部、左から2番目のデバイスボタンをクリックします。

デベロッパーツールのデバイス表示確認

すると、ページが変わりましたね。

画面上部に、

Dimennsions:デバイス名」+「幅と高さのサイズ」+「表示倍率」が表示され、

サイト自体の表示も、デバイスに合わせたサイズになっています。

 

デベロッパーツールのデバイス表示確認

 

Dimennsionsのドロップダウンメニュー(▼ボタン)を開きましょう。

 

デバイス名がダダダっと並んでいます。

ここで確認したいデバイスを選べばOKなので、

iPhone6/7/8」を選択してみましょう。

 

デバイスのサイズに変わったの、わかりましたか?

これで、該当デバイスでの表示を確認できるようになります。

他にもいろんなデバイス(サイズ)で表示を確認できるので、見ながらコード編集できますね。

 

テキストエディタとしても使える

デベロッパーツールは「シミュレーション」なので、変更した内容は保存されません

保存まで一括したい場合は、「テキストエディタ」として使えば可能です。

プレビューのついたテキストエディタになりますね。

設定していきましょう。

ローカルファイルを設定する

ローカルファイルを用意しましょう。中身が空の状態でもOKです。

デベロッパーツールのテキストエディタの設定

 

1+ index.htmlをchromeで開く

2+ DevToolesのメニュー「Sources」をクリック

メニューがないって方は、画面を最大化するか、》マークをクリックしてくださいね。

3+ 画面左側の「Filesystem」をクリック

4+ 任意のフォルダをドラッグ

すると画面上部に「デベロッパーツールでは・・・・ご注意ください。」のメッセージが表示されるので「許可する」ボタンをクリックします。

階層が表示されていれば設定完了です。

コードの編集と保存

編集したいファイルをクリックすれば、コードが表示されます。

デベロッパーツールのテキストエディタ

 

ここでコードの編集が可能です。

編集後の保存は、

Ctrlキー + Sキー もしくは、

マウスの右メニュー「Save as」で保存します。

サイトを更新(f5キー)すれば、編集が反映されます。

ほかにも、ファイルの読み込み時間やエラー等を確認する機能もあるので、

いろいろいじってみましょう!

 

まとめ

デベロッパーツールは、開発者向けに無料で提供されている便利なツールです。

コードエディタとして利用すれば、スマホやタブレットなどの表示も簡単に確認することができます。

スピード検証やエラー項目など、様々な項目を確認できるので、重宝するツールです。

 

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