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【Adobe Firefly:初心者ガイド】スタイル「効果:流行」解説!画像サンプル付き!
画像を生成するだけでなく、
様々なオプションで理想に近づけたり、思いがけずクリエイティブな作品を作れるのが特徴のFireflyですが、 前回はスタイルの「参照」を試しました。
これだけでももう十分なんですが、
今回は画像をもっと理想に近づけたい、もっとアーティスティックにしたい時に重宝しそうな「効果」を試してみます。
まず、スゴくたくさん種類があるので選ぶのに苦労します。
その上に、そもそもの聞いたこともないテイスト名だったり、サンプル画像が無機質な「気球」だったりで分かりにくいので、有機的な写真を使って試したいと思います。
目次
Firefly「スタイル」の【効果】で何ができる?
生成した画像の「テイスト」を変えることができます。
たとえば、「アールヌーボー」を選択するとアールヌーボー風な画像が生成されます。
簡単にテイストを試せるので、意外な組み合わせで新たなクリエイティブ作品を作る事がしやすくなりますね。
有難い一方で、聞いたことのないテイスト名も多数あって混乱してます。
「キアロスクーロ」「ギローシェ模様」「新表現主義」「統合主義」
・・・・どんなテイストかわかりますか?
もう芸術に精通した人じゃないと理解できません。
なので、試してみます。
ちなみに複数のテイストを組み合わせることができますので、組み合わせ無限大です。
Firefly【効果】の「流行」全種類をサンプル画像を使って試してみた
今回は以下のサンプル画像を使って効果のカテゴリ「流行」の全種類を試します。
Firefly【スタイル】「アールデコ」の生成結果
アールデコとは
アール・ヌーヴォーの時代の後、1910年代半ばから1930年代ヨーロッパやアメリカで流行した工芸・建築・絵画・ファッションなどの装飾様式の総称
直線や幾何学模様が使われるのが特徴
アールデコは聞いたことあるし、なんとなく理解できそうだと思っていましたが、念のため画像検索してみました。
確かに写真からイラストに変わって、色味もベージュ系になり直線的イメージに変わっています。
Firefly【スタイル】「アールヌーボー」の生成結果
アール・ヌーヴォーとは
19世紀末から20世紀初頭にヨーロッパで流行した建築・工芸・絵画などの諸芸術に流行した美術様式
花や植物など、自然のモチーフと自由な曲線が特徴
アールヌーヴォーといったら「ミュシャ」ですね。草花がモチーフになっていますし曲線も特徴的です。
アールデコとアールヌーヴォーの関係性は知らなかったので、勉強になりました。
もっと平面的でレトロなイラストを想定していたのですが、アールヌーヴォーは立体的で柔らかい印象の画像になりました。
Firefly【スタイル】「バウハウス」の生成結果
バウハウスとは
機能的で幾何学的な模様が多く抽象的でシンプル
無駄をなくしたミニマリズムを重要視
一応バウハウスを調べはしましたが、まだ把握できてないです。
枠線とか結構がっつり入る感じですね。
ミニマリズムだとすると、この出力画像は・・・・どうなんでしょうか?
Firefly【スタイル】「構成主義」の生成結果
構成主義・・・・もうサッパリですね。
調べても本当によくわかりませんでした。
出力結果は「版画」っぽい感じになったので、構成主義=版画と覚えたほうが早いかもしれません。
Firefly【スタイル】「キュービズム」の生成結果
「キュビズム」ではなく「キュー」って伸ばすんですね。
シャドーアートみたいな画像になりました。
Firefly【スタイル】「サイバーパンク」の生成結果
サイバー空間っぽくはなりました。
イメージしていたのは、もっとネオンが強調された画像だったのですが、ただパープル強めにしただけのような画像が出力されました。
Firefly【スタイル】「ファンタジー」の生成結果
ファンタジーは抽象的すぎて、生成画像のどこら辺にファンタジー味を感じられるかは人によりそうです。
夕暮れ時の写真って感じですが、うーん・・・どうなんでしょぉ・・
Firefly【スタイル】「フィルムノワール」の生成結果
ティム・バートンの「コープスブライド」とか、「アダムスファミリー」なんかのダークなイメージです。
なんかダークながらも温かいストーリーができそうな写真になりました。
Firefly【スタイル】「グリッチアート」の生成結果
グリッチアートは、デジタルのバグった画面をアートとしてとらえるイメージです。
生成画像はグリッチアートと言えるのかなぁ・・・。
もしかしたら、「適用量」をMAXにすれば、もっとバグったイラストになるのかもしれません。
Firefly【スタイル】「印象派」の生成結果
印象派というとルノワールやモネ、ゴッホ・ゴーギャンやセザンヌなど幅広いですよね。
太めの筆で、筆遣いが独特な油絵になりました。
Firefly【スタイル】「インダストリアル」の生成結果
インダストリアルは「工業的」という意味を持つ言葉で、
機能美で無骨でヴィンテージ的なイメージだそうです。
生成画像は、色味はヴィンテージに寄ったかなとは思いますが、無骨な印象はないですね。
Firefly【スタイル】「マキシマリズム」の生成結果
マキシマリズムは「過剰主義」という意味です。
画像検索をみれば理解はできます。
となると、生成結果はいたってノーマルです。
Firefly【スタイル】「モダンアート」の生成結果
モダンアートも筆者にはちょっと難しい・・・。
果たしてこれがモダンなのかどうか判断し兼ねます。
Firefly【スタイル】「モダニズム」の生成結果
そしてモダニズム。もうお手上げです。
Firefly【スタイル】「新表現主義」の生成結果
新表現主義?????何がじゃっっ。
Firefly【スタイル】「点描画法」の生成結果
あっ「点描」。なんか、安心します。
青空は点描にはなりましたが、できれば全部を点描にしたかったです。
Firefly【スタイル】「サイケデリック」の生成結果
サイケデリックは、カラフルでごちゃごちゃしててイカれたイメージがありますが、
生成画像はどうでしょう。
確かに子供なのかイヌなのか、はたまた新種の生物なのか分かないのがいますねぇ。
Firefly【スタイル】「SF」の生成結果
イヌの首根っこ鷲掴みですね。
あの山に何がしかの基地が隠されているんでしょうか?
Firefly【スタイル】「スチームパンク」の生成結果
これはわかりやすいです。
まるでインディージョーンズ的なワクワクするグッズや服装に変わっています。
なぜかネコちゃんの目がウルウルでたまりません。
彼のゴーグルは正解なんすかね?
Firefly【スタイル】「シュールレアリズム」の生成結果
またまた分かりにくい・・・気球のサンプル画像のようにはなかなか近づかないです。
椅子の上にある物体、赤ちゃんがバンザイしているのかと思いきや・・・もうホラーです。
Firefly【スタイル】「総合主義」の生成結果
気球のサンプル画像と全く違うんですけど・・・。
Firefly【スタイル】「シンセウェーブ」の生成結果
え~これも気球のサンプル画像と全く違うんですけど・・・。
Firefly【スタイル】「ヴェイパーウェイヴ」の生成結果
これはまぁまぁテイストに近いかなと思います。
もう後半は解説じゃなくて、ツッコミになってしまいましたが、
如何だったでしょうか??
気球のサンプル画像と同じ結果になったものもあれば、詐欺かって思うくらい全く別物になってしまったものもありました。
中途半端より振り切ってもらったほうが、選ぶ側としてはラクなんですが・・・。
とにかく使いこなすのは至難の業です。