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Bootstrap Google Fontsを使ってみよう

今回は、「Google Fonts」を利用して、フォントススタイルを変えてみましょう。

「Google fonts」とは、様々なフォントを無料で利用できるサービスです。

日本語もあるので、デザインとして特徴を持たせるのに便利です。

 

*-*-* Chapter25 *-*-*

「Google Fonts」でフォントスタイルを変える

GoogleFontsを使うってフォントスタイルを変える

目次

  1. Google Fontsを見てみよう
  2. Google Fontsの日本語を見てみよう
  3. Google Fontsの「ニコモジ」を使ってみよう
  4. 特定の場所だけ、Google Fontsを適用する
  5. cssでのタグとクラスの記述方法
    1. タグを指定する
    2. クラスを指定する
    3. タグの中のタグを指定する
    4. クラスの中のタグを指定する
    5. タグの中のクラスを指定する
    6. クラスの中のクラスを指定する
    7. 任意のタグの任意のクラスだけ指定する
    8. 同じスタイルのものは一括して指定する

 

 

Bootstrap5サンプルサイト
Bootstrap5サンプルサイト 「withCat」ページ

SAKUWEB さくうぇぶ

 

Google Fontsを見てみよう

Google Fontsとは、Goolgeが無料で提供しているWEBフォントサービスです。

WEBサイトは特にフォントスタイルを指定していない場合、WinやMACなどのOS標準フォントで表示されます。

Google Fontsは、任意のコードを追加するだけで、様々なフォントスタイルをデバイス関係なく利用できます。

もちろん商用利用OKなので、購入する必要もありません。

 

どんなフォントがあるのか見てみましょう。

Google Fonts さくうぇぶ
Google Fonts

 

このGoogle Fontsは、好きなフォントを自身のOSにインストールして使うこも可能です。

WEBデザインやポスター、パンフレットなどに利用すれば、デザインの質も少しは上がりますね。

ただし、このフォントを利用したファイルを誰かに転送した場合、アウトライン化するか画像ファイルにしないと、相手のOSで正しく表示されませんのでご注意を。

 

Google Fontsの日本語を見てみよう

ほとんど英語ですが、日本語もあります。

以下のサイトで確認してみましょう。

Google Fontsの日本語版さくうぇぶ
Google Fonts

 

ページを下にスクロールしていくと、日本語フォントスタイルのサンプルがあります。

まだ数が少ないですね。

今回はその中から「ニコモジ」を使っていきます。

Google FontsNicoMoji さくうぇぶ

 

ページ右側にある「HTML」「CSS」コードを貼りつけましょう。

 

Google Fontsの「ニコモジ」を使ってみよう

HTMLコードは、linkタグになっていますね。

linkタグは、外部ファイルを読み込むタグです。

Bootstrapのcssと同じですね。

 

サーバー上にあるCSSを読み込めば、「ニコモジ」を利用できる準備が整います。

読み込んで終わりではなく、cssでの指定も必要です。

 

それではlinkタグをheadタグ内に追記しましょう。

<head>
 <link href="https://fonts.googleapis.com/earlyaccess/nicomoji.css" rel="stylesheet">
</head>

 

次にcssですが、前回作った見出しに適用させましょう。

 

「ぐっすりスヤスヤ」の部分にだけ適用させてみてください。

Google Fontsのcssをコピペして、

タグ名を変えればOKです。

 

それでは正解です。

h2 span { font-family: "Nico Moji"; }

h2タグ内のspanタグを指定して、コピーしたコードを値に入れます。

これで「ニコモジ」の適用が完了です。

 

でも・・・この指定方法だと、全ページのh2タグ内spanタグに適用されることになります。

適用したい場所は、特定の場所だけです。

ということは、個別のクラス名を振っておいた方が良さそうですね。

 

特定の場所だけ、Google Fontsを適用する

では、h2タグに個別クラスを付与してみてください。

 

簡単ですね。では正解を。

<h2 class="sub-title text-center"><span class="d-block">ぐっすりスヤスヤ</span>癒されるかわいい寝顔!</h2>

クラス名「sub-title」を付与しました。

 

cssでクラス名「sub-title」のspanタグに「ニコモジ」を適用するには、

以下のように記述します。

.sub-title span { font-family: "Nico Moji"; }
※クラス名の前に「.」ドットを記述します。

 

では保存してブラウザで確認してみましょう。

フォントスタイルがニコモジになっていればこれで完了です。

 

あとはぁもう少し余白などを追加して、見栄えを良くしていきましょう。

<h2 class="sub-title text-center py-3"><span class="h4 d-block">ぐっすりスヤスヤ</span>癒されるかわいい寝顔!</h2>

h2タグにクラス名「py-3」を、spanタグにクラス名「h4」を追加しました。

ここら辺は好みなので適宜変更しましょう。

 

cssでのタグとクラスの記述方法

今までさらっと流してきましたが、基礎の部分なので学んでいきましょう。

 

タグを指定する

そのままタグ名を記述します。

body { font-family: Arial ,sans-serif;}
p { margin: 2rem;}

クラスを指定する

クラス名の記述は、「クラス名(今回はsub-title)」の前に「.」ドットを記述します。

.sub-title { font-family: "Nico Moji";}

タグの中のタグを指定する

タグとクラス名の間に「 」半角スペースを入れます。

以下は、h2タグの中のspanタグの指定です。

/* HTML */
<h2><span>見出しのサブ</span>見出し</h2>

/* CSS */
h2 span { padding: 10rem 0;}

クラスの中のタグを指定する

クラス名の前にドットを、タグとの間に半角スペースを入れます。

以下は、クラス名「main-content」の中のpタグの指定です。

/* HTML */
<div class="main-content">
 <p>メインコンテンツ</p>
</div>

/* CSS */
.main-content p { padding: 10rem 0;}

タグの中のクラスを指定する

以下は、divタグの中のクラス名「sub」の指定です。

/* HTML */
<div class="main-content">
 <p class="sub">メインコンテンツ</p>
</div>

/* CSS */
div .sub { padding: 10rem 0;}

クラスの中のクラスを指定する

以下は、クラス名「main-content」の中のクラス名「sub」の指定です。

/* HTML */
<div class="main-content">
 <p class="sub">メインコンテンツ</p>
</div>

/* CSS */
.main-content .sub { padding: 10rem 0;}

任意のタグの任意のクラスだけ指定する

以下は、divタグのクラス名「main-content」の指定です。

divタグ以外のタグには適用されません。

divタグの「main-content」だけに適用されます。

/* HTML */
<div class="main-content">
 <p class="sub">メインコンテンツ</p>
</div>

/* CSS */
div.main-content { padding: 10rem 0;}

同じスタイルのものは一括して指定する

cssはデザインをすればするほど、コード量が多くなります。

中には同じスタイルを適用することもあるので、その場合はタグやクラス名を一括して指定しましょう。

以下は、「main-content」と「sub」共に「padding 10rem 0」を指定しています。

「main-content」と「sub」の間に「,」カンマを入れて記述します。

/* HTML */
<div class="main-content">
 <p class="sub">メインコンテンツ</p>
</div>

/* CSS */
.main-content, .sub { padding: 10rem 0;}

 

他にも指定方法がありますが、たくさんあるとわからなくなるので割愛します。

サイト制作時には、共通パーツや個別パーツなどを考えながら、いろんな指定方法を駆使して効率よくコーディングしていきます。

コーディングを重ねていけば自然と身につくので、今覚えなくても大丈夫です。

 

フォントスタイルを適用できたので、次はレスポンシブをやっていきます。 

 

まとめ

Google Fonts

Goolgeが無料で提供しているWEBフォントサービス

商用利用もOK

数は少ないが日本もある

コードのコピペで簡単に利用

インストールすればOSでも利用可能

cssでのタグとクラスの記述方法

タグやクラス名、一括指定なども指定できる

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