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Bootstrapおしゃれな見出しデザインを作ろう!

今回のページ制作では、タイトルを装飾する方法を何個か用意しました。

とくに画像の上にタイトルを重ねると、画像・タイトルによって読みにくくなる場合があります。

可読性が下がるのを回避するため、見た目の印象を上げるために、テクニックを学んでおきましょう。

 

*-*-* Chapter22 *-*-*

セカンドページの見出しデザインを作る

Bootstrapおしゃれな見出しデザインを作ろう!

目次

  1. cssで縁取りした見出しのデザインを作ってみよう!
  2. フォントサイズ(font-size)と太さ(font-weight)を指定しよう
    1. font-size 文字サイズを設定するプロパティ
    2. font-weight 文字の太さを設定するプロパティ
  3. フォントカラー(color)を透明にしよう
  4. テキストに影(text-shadow)を付けよう
  5. テキストにアウトライン(-webkit-text-stroke)を付けてみよう
  6. 完成した見出しデザイン

 

 

Bootstrap5サンプルサイト
Bootstrap5サンプルサイト 「withCat」ページ

SAKUWEB さくうぇぶ

 

cssで縁取りした見出しのデザインを作ってみよう!

サンプルサイトを見てみましょう。

「Cat Bed」のデザインを見ると、

文字色が白色、文字のアウトライン(輪郭線)が黒色になっています。

画像だとちょっと見えにくいですが、文字色の白色が黒線から少し下にはみ出しています。

 

このデザインを作っていきましょう。

「ズレ」具合ですが、以下で確認できます。

See the Pen 見出しデザイン-パターン01 by LiruuDesign (@LiruuDesgin) on CodePen.

 

「HTML」「CSS」のボタンをクリックすれば、完成したコードを見れますので、確認してみてください。

 

前回作ったh2タグにcssでデザインを充てていきます。

フォントサイズ(font-size)と太さ(font-weight)を指定しよう

フォントサイズと太さを指定するには、以下のように記述します。

h2 {
  font-size: 4rem;  /* 文字サイズを設定 */
  font-weight: bold;/* 文字の太さを設定 */
}

font-size 文字サイズを設定するプロパティ

Bootstrapには規定のフォントサイズや太さがありました。

しかし、今回は規定のサイズでは小さいので、cssで設定する方法を学びます。

文字サイズは、「font-size」プロパティを使用します。

値を「4rem」で指定しました。

タイトルなので、でかめのフォントサイズに設定しましたが、好みのサイズでOKです。

font-weight 文字の太さを設定するプロパティ

文字の太さは、「font-weight」で指定します。

値に指定できる種類がたくさんあるので、よく利用する値を紹介します。

font-weight: normal通常の太さ さくうぇぶ

font-weight: normal

通常の太さです。

font-weight: bold 太字です さくうぇぶ

font-weight: bold

太字です。

また、数字でも指定できます。

font-weight: 100~900

数字で設定する場合は、100~900の間で指定します。

数字に関しては、ご自身でいろいろな値で試してください。

 

フォントカラー(color)を透明にしよう

次にフォントカラーを設定していきます。が、ここでは文字を透明にしていきます。

文字色を透明にしておかないと、白色の「ズレ」を表現できないためです。

デフォルトでは文字色が黒ですので、これを透明にします。

h2{
  color: rgba(0,0,0,0);
  /* フォントカラーの透過指定
  rgba(red, green, blue, alpha)
  カンマ区切りで指定します。
  */
}

フォントカラーは、「color」指定します。

値が「rgba(0,0,0,0)」になっていますね。

この「rgba」は、「red・green・blue・alpha」の頭文字をとっています。

「alpha(アルファ)」は透過率・透明度を表します。

そして、括弧内にはそれぞれ適用する数値を、順番にカンマ区切りで指定していきます。

 

今回はデフォルトの黒を透明にするという指定ですが、全部0なので分かりにくいですね。

ブルー(3,84,219)でやってみましょ。

文字色を透明にする さくうぇぶ

 

alphaの値は0~1で指定します。

値が「1」:透過率100%

透過しない指定です。

値が「0.1~0.9」:透過率が10%~90%

透過します。

値が「0」:透過率0%

透明の設定です。

テキストに影(text-shadow)を付けよう

サンプルサイトをもう一度見てみましょう。

分かりやすいように「文字色が白色」と表現しましたが、先の作業で文字色を透明にしましたね。

この白色は「文字の影が白色」という意味になります。

 

「ズレ」を表現するために、影に色を付けていきます。

h2 {
    text-shadow: 2px 2px white;
  /*  text-shadow: 水平方向の位置 垂直方向の位置 色;*/
  }
text-shadowでテキストの影を付ける さくうぇぶ

 

何をしているかというと、影のパーツの位置を右下に移動させています。

 

最初に指定した値は「水平方向への移動」で、2px移動させています。

次に指定した値は「垂直方向への移動」で、2px移動させています。

この方法で、透明にしたテキストの下に色付きの影を適用できました。

「ズレ」を表現できるようになったということで、残すはアウトラインです。

テキストにアウトライン(-webkit-text-stroke)を付けてみよう

text-strokeとは、テキストの外側にアウトラインを引くプロパティです。

しかし問題があって、標準プロパティではありません。

標準ではないということは、表現できないブラウザがあるという事です。

 

ブラウザで動作させるためにはベンダープレフィックス「-webkit-text-stroke」で指定する必要があります。

ベンダープレフィックスの詳細は割愛しますが、text-strokeは「-webkit-text-stroke」で指定することを覚えておいてください。

 

h2 {
 -webkit-text-stroke: 2px black;
  /* -webkit-text-stroke: サイズ 色; */
}

値には「サイズ」と「色」を指定します。

「サイズ」の部分は、ストローク・線のサイズとして2pxを指定しました。

ここも好みのサイズでOKです。

 

完成した見出しデザイン

もう一度、完成形で確認しましょう。

See the Pen 見出しデザイン by LiruuDesign (@LiruuDesgin) on CodePen.

 

これで、見出しのデザインが完了しました。

次回は「パンくずリスト」を作っていきます。

まとめ

見出しのデザインで使用したcss

font-size
 文字サイズを指定

font-weight
 文字の太さを指定
 よく利用する値「normal」「bold」「 100~900」

color
 文字色を指定
 透明にするには、rgba(red,green,blue,alpha)で指定

text-shadow
 文字に影を付ける
 値には、「水平方向の位置 垂直方向の位置 色」を指定

-webkit-text-stroke
 文字を縁取りする
 ※標準プロパティではないため、ベンダープレフィックスで指定する。
 値には、「サイズ 色」を指定

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