BootstrapアコーディオンAlways openを使ってみよう
Bootstrap余白を作ろう
- Published on: 2022年10月31日
- Category: Bootstrap
- Tags: css,margin,padding,レスポンシブ,余白
- Author: SAKUWEB by Liruu Design
書籍でもチラシでも同じですが、要素が詰め詰めだと読みにくいですよね。
ユーザにとってのストレス。
なので、可読性をあげるために適度に余白を設ける必要があります。
この余白の指定もBootstrap側で用意されているので、学んでいきましょう!
*-*-* Chapter07 *-*-*
要素に余白を作ろう
目次
Youtubeで動画解説しています。
このブログをベースに、解説動画を作りましたので、併せてご覧ください。
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余白の指定には、2種類ある
要素に余白を設けるには、「padding(パディング)」か「margin(マージン)」か、その両方を利用します。
この2つは、HTMLタグではなく、CSSプロパティです。
この2つの役割を簡単に言うと、
paddingは、要素の内側に余白を設ける
marginは、要素の外側に余白を設ける
以下、コードで見ていきましょう。
Execute codeボタン(Playマークのボタン)を押すと、簡易的な結果が表示されます。
<link href="https://cdn.jsdelivr.net/npm/bootstrap@5.0.2/dist/css/bootstrap.min.css" rel="stylesheet" integrity="sha384-EVSTQN3/azprG1Anm3QDgpJLIm9Nao0Yz1ztcQTwFspd3yD65VohhpuuCOmLASjC" crossorigin="anonymous"> <body> <div class="container"> <div class="row"> <!-- 1番目の要素 --> <div class="col"> <h2 class="p-5 bg-success">パディング:内側に余白</h2> </div> <!-- 2番目の要素 --> <div class="col"> <h2 class="m-5 bg-warning">マージン:外側に余白</h2> </div> </div> </div> </body>
1番目のh2タグにはpaddingを、
2番目のh2タグにはmarginを入れています。
分かりやすいように背景に色を入れました。
同じ余白でも、要素内か要素外かで全く違う結果になりましたね。
余白を設置しよう
indexファイルを開いて、クラス名「col-sm」の箇所に、「p-4」を追加しましょう。
追加する際に注意して欲しいのが、「col-sm」と「p-4」の間に「半角スペース」を入れること。
クラス名は複数設置が可能ですが、設定する際は、必ず半角スペースを入れます。
半角スペースを入れないと、「col-smp-4」これがひとつのクラス名と判断されてしまい、動きません。
以下のように、「col-sm p-4」としてくださいね。
<div class="col-sm p-4"> <img src="img/catbed.png" class="w-100" alt="ねこのベッド"> <h2>ふかふか!ねこのベッド</h2> <p>抗菌作用のある生地で、ふかふかのベッドを作りました!洗濯もできるので、いつでも清潔です!</p> </div> <div class="col-sm p-4"> <img src="img/cattoy.png" class="w-100" alt="ねこのおもちゃ"> <h2>ストレス解消!ねこのおもちゃ</h2> <p>またたびを練り込んだおもちゃで、ネコちゃんのストレスを解消できます!夜の運動会対策にも効果的です!</p> </div> <div class="col-sm p-4"> <img src="img/cattower.png" class="w-100" alt="キャットタワー"> <h2>安心できる場所!キャットタワー</h2> <p>高いところが好きなねこちゃんのため、高さや位置を調節できるタワーを作りました!</p> </div>
ブラウザで確認してみましょう!
指定した要素の内側(padding)に、余白はいりましたね。
では、新たに追加したクラス名「p-4」。
どんな仕組みなのか、見ていきましょう。
余白のクラス名を確認しよう
Bootstrap公式サイトにも説明はありますが、ちょっとわかりにくくて・・・。
条件分岐が多くて、クラス名もそれだけ多いので、ここではクラス名を作るための手順を教えますね。
1+ paddingにするか、marginにするかを選択します。
クラス名の先頭 | |
---|---|
padding | p |
margin | m |
paddingにする場合は、クラス名の先頭に「p」を。
marginにする場合は、クラス名の先頭に「m」を。
2+ 上下左右のどこに余白を設けるかを選択します。
場所 | クラス名の2番目 | marginの場合 |
---|---|---|
上 | t (top) | mt |
下 | b (bottom) | mb |
左 | s (start) | ms |
右 | e (end) | me |
上下 | y (y軸) | my |
左右 | x (x軸) | mx |
全方位 | none | m |
上だけの場合、クラス名の2番目を「t」に。topの「t」ですね。
下だけの場合、クラス名の2番目を「b」に。bottomの「b」ですね。
ex. paddingを上下に付けたい時のクラス名は?
正解は、「py」となります。
では、marginを左に付けたい時のクラス名は?
正解は、「ms」となります。
ここまで大丈夫ですか?
3+ 余白のサイズを指定します。
サイズ | クラス名の3番目 | marginの場合 |
---|---|---|
0.25rem | 1 | m-1 |
0.5rem | 2 | m-2 |
1rem | 3 | m-3 |
1.5rem | 4 | m-4 |
3rem | 5 | m-5 |
0 | none | m-0 |
0.25remの場合は、クラス名の3番目に「-1」
※マイナスではなく「ハイフン」です。
0.5remの場合は、クラス名の3番目に「-2」
ex. paddingを左右に1remいれる場合は?
正解は、「px-3」となります。
では、marginの全方位の余白をなくしたい場合は?
正解は、「m-0」となります。
慣れるまでは、混乱しそうですね。
ページの可読性を上げることで、ユーザーの離脱率を軽減できるので、余白は以外と重要なポイントです!
なので、余白をどこに、どのくらいいれたら、見やすいかをご自身でいろいろ試してくださいね。
まとめ
Bootstrapの余白
クラス名「p-4」「m-0」などで余白を制御できる
padding(パディング)かmargin(マージン)、上下左右どこにいれるかでクラス名が変化する
クラス名を複数設置する場合は、「col-sm p-4」のように半角スペースを空ける
余白には2種類ある
paddingは、要素の内側に余白を設ける
marginは、要素の外側に余白を設ける
見やすさ・可読性
可読性向上で離脱率を軽減できる
どこにどのくらい余白を設ければ見やすいかを考える