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Bootstrap余白を作ろう

書籍でもチラシでも同じですが、要素が詰め詰めだと読みにくいですよね。

ユーザにとってのストレス。

なので、可読性をあげるために適度に余白を設ける必要があります。

この余白の指定もBootstrap側で用意されているので、学んでいきましょう!

 

*-*-* Chapter07 *-*-*

要素に余白を作ろう

Bootstrap余白を作ろう

目次

  1. 余白の指定には、2種類ある
  2. 余白を設置しよう
  3. 余白のクラス名を確認しよう
    1. paddingにするか、marginにするかを選択します
    2. 上下左右のどこに余白を設けるかを選択します
    3. 余白のサイズを指定します

 

Youtubeで動画解説しています。

このブログをベースに、解説動画を作りましたので、併せてご覧ください。

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【初心者入門】Bootstrapを使ってサイト作り 余白の作り方編

 

Bootstrap5サンプルサイト
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余白の指定には、2種類ある

要素に余白を設けるには、「padding(パディング)」か「margin(マージン)」か、その両方を利用します。

この2つは、HTMLタグではなく、CSSプロパティです。

この2つの役割を簡単に言うと、

paddingは、要素の内側に余白を設ける

marginは、要素の外側に余白を設ける

以下、コードで見ていきましょう。

Execute codeボタン(Playマークのボタン)を押すと、簡易的な結果が表示されます。

<link href="https://cdn.jsdelivr.net/npm/bootstrap@5.0.2/dist/css/bootstrap.min.css" rel="stylesheet" integrity="sha384-EVSTQN3/azprG1Anm3QDgpJLIm9Nao0Yz1ztcQTwFspd3yD65VohhpuuCOmLASjC" crossorigin="anonymous">
<body>
  <div class="container">
    <div class="row">
      
<!-- 1番目の要素 -->      
      <div class="col">
        <h2 class="p-5 bg-success">パディング:内側に余白</h2>       
      </div>
      
<!-- 2番目の要素 -->       
      <div class="col">
        <h2 class="m-5 bg-warning">マージン:外側に余白</h2>
      </div>
      
    </div>
  </div>
</body>

1番目のh2タグにはpaddingを、

2番目のh2タグにはmarginを入れています。

分かりやすいように背景に色を入れました。

同じ余白でも、要素内か要素外かで全く違う結果になりましたね。

余白を設置しよう

indexファイルを開いて、クラス名「col-sm」の箇所に、「p-4」を追加しましょう。

追加する際に注意して欲しいのが、「col-sm」と「p-4」の間に「半角スペース」を入れること。

クラス名は複数設置が可能ですが、設定する際は、必ず半角スペースを入れます。

半角スペースを入れないと、「col-smp-4」これがひとつのクラス名と判断されてしまい、動きません。

 

以下のように、「col-sm p-4」としてくださいね。

			<div class="col-sm p-4">
                  <img src="img/catbed.png" class="w-100" alt="ねこのベッド">
                  <h2>ふかふか!ねこのベッド</h2>
                  <p>抗菌作用のある生地で、ふかふかのベッドを作りました!洗濯もできるので、いつでも清潔です!</p>
              </div>
              <div class="col-sm p-4">
                  <img src="img/cattoy.png" class="w-100" alt="ねこのおもちゃ">
                  <h2>ストレス解消!ねこのおもちゃ</h2>
                  <p>またたびを練り込んだおもちゃで、ネコちゃんのストレスを解消できます!夜の運動会対策にも効果的です!</p>
              </div>
              <div class="col-sm p-4">
                  <img src="img/cattower.png" class="w-100" alt="キャットタワー">
                  <h2>安心できる場所!キャットタワー</h2>
                  <p>高いところが好きなねこちゃんのため、高さや位置を調節できるタワーを作りました!</p>
              </div>

ブラウザで確認してみましょう!

指定した要素の内側(padding)に、余白はいりましたね。

では、新たに追加したクラス名「p-4」。

どんな仕組みなのか、見ていきましょう。

余白のクラス名を確認しよう

Bootstrap公式サイトにも説明はありますが、ちょっとわかりにくくて・・・。

 

条件分岐が多くて、クラス名もそれだけ多いので、ここではクラス名を作るための手順を教えますね。

 

1+ paddingにするか、marginにするかを選択します。

クラス名の先頭
paddingp
marginm

paddingにする場合は、クラス名の先頭に「p」を。

marginにする場合は、クラス名の先頭に「m」を。

2+ 上下左右のどこに余白を設けるかを選択します。

場所クラス名の2番目marginの場合
t (top)mt
b (bottom)mb
s (start)ms
e (end)me
上下y (y軸)my
左右x (x軸)mx
全方位nonem

上だけの場合、クラス名の2番目を「t」に。topの「t」ですね。

下だけの場合、クラス名の2番目を「b」に。bottomの「b」ですね。

 

ex. paddingを上下に付けたい時のクラス名は?

 正解は、「py」となります。

では、marginを左に付けたい時のクラス名は?

 正解は、「ms」となります。

 

ここまで大丈夫ですか?

 

3+ 余白のサイズを指定します。

サイズクラス名の3番目marginの場合
0.25rem1m-1
0.5rem2m-2
1rem3m-3
1.5rem4m-4
3rem5m-5
0nonem-0

0.25remの場合は、クラス名の3番目に「-1」

※マイナスではなく「ハイフン」です。

0.5remの場合は、クラス名の3番目に「-2」

 

ex. paddingを左右に1remいれる場合は?

正解は、「px-3」となります。

では、marginの全方位の余白をなくしたい場合は?

正解は、「m-0」となります。

 

慣れるまでは、混乱しそうですね。

 

ページの可読性を上げることで、ユーザーの離脱率を軽減できるので、余白は以外と重要なポイントです!

なので、余白をどこに、どのくらいいれたら、見やすいかをご自身でいろいろ試してくださいね。

 

まとめ

Bootstrapの余白

クラス名「p-4」「m-0」などで余白を制御できる
padding(パディング)かmargin(マージン)、上下左右どこにいれるかでクラス名が変化する
クラス名を複数設置する場合は、「col-sm p-4」のように半角スペースを空ける

余白には2種類ある

paddingは、要素の内側に余白を設ける
marginは、要素の外側に余白を設ける

見やすさ・可読性

可読性向上で離脱率を軽減できる
どこにどのくらい余白を設ければ見やすいかを考える

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