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Bootstrapお問合せ(電話)ボタンを作ろう

前回作ったお知らせの隣に、お問合せと電話ボタンを作っていきます。

また、スマホユーザのためにも、ボタンを押したらそのまま電話がかけられるように設定していきますよ。

 

*-*-* Chapter16 *-*-*

お問合せと電話ボタンを作ろう

Bootstrapお問合せ(電話)ボタンを作ろう

目次

  1. お問合せボタンを作ろう
  2. スマホユーザーにはタップで電話をかけられるようにする
  3. ボタンの表示・非表示を制御する
  4. ブレイクポイントで表示・非表示を切り替える
  5. ボタンに電話番号を持たせる「tel:」を使う

 

Youtubeで動画解説しています。

このブログをベースに、解説動画を作りましたので、併せてご覧ください。

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【初心者入門】Bootstrapを使ってサイト作り 表示・非表示の切り替え編

 

 

Bootstrap5サンプルサイト
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お問合せボタンを作ろう

Informationの隣に、お問合せのタイトル名と文章、ボタンを設置します。

今まで学んだ内容を思い出せば、サンプルコードを見なくても作れますね。

Bootstrapお問合せ(電話)ボタンを作ろう

タイトルをh5タグで、
その下の文章をpタグで、電話用のボタンをaタグで、コーディングしていきます。

 

ボタンのアイコンはスマホマークにしますが、お好きなアイコンでOKです。

それではコードを。

<div class="col px-5">
  <h5 class="text-center py-4">Inquiries</h5>
  <p>ご予約のかたは、お電話ください。</p>
  <a class="btn btn-outline-secondary btn-lg w-100 py-3" href="#" role="button"><span class="bi bi-phone-fill"></span> 012-345-6789</a>

これでお問合せは完了です。

が、もっと利便性を上げていきましょう。

スマホユーザーにはタップで電話をかけられるようにする

WEBサイト閲覧のほとんどが、スマホユーザです。

なので、スマホの時だけ、タップしたら直接電話ができるように設定しておくと便利ですね。

そして、ディスクトップの場合は、該当ページへのリンクを設定します。

 

ここで役立つ仕組みが「display」です。

ボタンの表示・非表示を制御する

Utilites→Display→Hiding elements

Bootstrapお問合せ(電話)ボタンを作ろう

説明にも書いてある通り、Displayは表示・非表示の切り替えを制御します。

同じ場所にある要素を、ブレイクポイントで切り替るんです。

 

以下のコードをコピペして、ブラウザで幅を狭めたり広げたりして表示を確認してみてください。

<div class="col px-5">
  <h5 class="text-center py-4">Inquiries</h5>
  <p>ご予約のかたは、お電話ください。</p>

  <!--PC用-->
  <a class="btn btn-outline-secondary btn-lg w-100 py-3 d-none d-sm-block" href="#" role="button"><span class="bi bi-phone-fill"></span> PC用012-345-6789</a>
  
  <!--SP用-->
  <a class="btn btn-outline-secondary btn-lg w-100 py-3 d-block d-sm-none" href="#" role="button"><span class="bi bi-phone-fill"></span> SP用987-654-3210</a>
  
</div>

ブラウザの幅が広い時は、「PC用012-345-6789」と表示され、

狭い時は、「SP用987-654-3210」と表示が変わりましたね。

 

切替たい要素をデバイスごとに作って、displayを使って表示・非表示を制御しています。

 

表示用クラス名が「d-block」。

非表示用クラス名が「d-none」。

「d」は、「Display」の略ですね。

そして、ブレイクポイントで切り替える場合は、

d-sm-block」「d-md-none」のように指定します。

 

公式ページにある表がちょっとわかりにくいかなと。

ブレイクポイントで表示・非表示を切り替える

以下に記載したのは、任意のサイズだけ表示・非表示の時に付与するクラス名の一覧です。

クラス名
非表示d-none
xsサイズだけ非表示d-none d-sm-block
smサイズだけ非表示d-sm-none d-md-block
mdサイズだけ非表示d-md-none d-lg-block
表示d-block
xsサイズだけ表示d-block d-sm-none
smサイズだけ表示d-none d-sm-block d-md-none
mdサイズだけ表示d-none d-md-block d-lg-none

複数のクラス名があるものはセットなので、どっちか一つではなく全て必要となります。

 

作ったコードと照らし合わせていきましょう。

まずPC用の方、「d-none d-sm-block」と指定しました。

表では「xsサイズだけ非表示」となっていますね。

xsサイズになったら非表示で、それまでは表示ということです。

 

SP用は、「d-block d-sm-none」と指定しました。

表では「xsサイズだけ表示」となっています。

xsサイズになったら表示するけど、それ以外は非表示ということになります。

ボタンに電話番号を持たせる「tel:」を使う

aタグのhref属性には、直接電話番号に発信できる機能があります。

それでは、以下のコードを見てみましょう。

<a href="tel:9876543210" role="button">987-654-3210</a>

href属性の値に「tel:」を追加し、ハイフンなしの電話番号を記述します。

ハイフンありでも問題ないですが、推奨されているのは「ハイフン無し」です。

これでタップすれば、発信できるようになるんです。

とても簡単ですね。

では、作ったコードに組み込んでみましょう。

  <!--SP用-->
  <a class="btn btn-outline-secondary btn-lg w-100 py-3 d-block d-sm-none" href="tel:9876543210" role="button"><span class="bi bi-phone-fill"></span> SP用987-654-3210</a>

これで、お問合せ部分が完成です!

 

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あと一息!!

次は、Footerを作っていきます。

 

まとめ

Bootstrapの表示・非表示

displayで表示・非表示を切り替える
表示用クラス名が「d-block」
非表示用クラス名が「d-none」
「d-sm-block」「d-md-none」のように、ブレイクポイントで切替可能

モバイルユーザービリティ

スマホユーザーのために、ボタン押下で電話ができるようにしておく
ブレイクポイントで、ディスクトップとスマホの表示を切りかえる

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